
このページではFX自動売買ソフト『Forex Gump EA』の運用成績を週次で報告しています。
Forex Gump EAの週次運用成績
週次運用成績のサマリーを公開しています。
運用パターンはHigh・Middle・Lowの3つです。
各動作ファイルの概要は以下をご確認ください。
High
- 取引回数:313回
- Pips:-119.1 pips
- 損益:+$408.15(¥40,815)
※1USD=100円換算 - 残高推移:
1/26 $7,608.06(¥760,806)
↓
2/2 $9,016.21(¥901,621) - 資金成長率:+5.2 %
Middle
- 取引回数:277回
- Pips:-119.3 pips
- 損益:+$220.25(¥22,025)
※1USD=100円換算 - 残高推移:
1/26 $7,552.58(¥755,258)
↓
2/2 $7,772.83(¥777,283) - 資金成長率:+2.9%
Low
- 取引回数:147回
- Pips:+1052.5 pips
- 損益:+$88.67(¥8,867)
※1USD=100円換算 - 残高推移:
1/26 $7,262.71(¥726,271)
↓
2/2 $7,351.38(¥735,138) - 資金成長率:+1.2 %
累計運用成績
運用開始から現在までの成績です。
High
2019/1/8から運用開始して、現在まで$1,016.21(¥101,621)増えました。
Middle
2019/1/8から運用開始して、現在まで$772.83(¥77,283)増えました。
Low
2019/1/7から運用開始して、現在まで$351.38(¥35,138)増えました。
詳細な運用情報は以下のページよりご確認ください
管理人イチオシのEA『Forex Gump EA』の詳細レビューはこちら
考察
この週は、英EU離脱問題と米中貿易問題、FOMCや米雇用統計を中心に相場が動きました。
FOMC声明発表
- FOMCでは追加利上げに慎重姿勢、金利は当面様子見に
ADP雇用統計ではドル買いが進んだものの、FOMC声明発表後は一転しドル売りに拍車がかかりました。
米雇用統計・失業率
- 非農業部門就業者数は前月比30万4000人増加
- 失業率は4.0%と前月比3.9%から悪化
先月の政府機関の一部閉鎖を要因(1月25日まで35日間続いた政府機関閉鎖が影響)
→連邦職員30万人余りが自宅待機となり、この間は失業者としてカウントされました。
そのため失業率は7カ月ぶりの高水準へ。(無給で勤務した連邦職員は就業者にカウント)
この結果を受けて、ドル買いやリスク選好の円売りが強まりました。
FRBは1月のFOMCで利上げの一時停止を示唆したばかりです。FRBが利上げを検討するには、単月の堅調な雇用統計以上のものが必要と言われています。
これとは裏腹にパウエルFRB議長は前日のハト派発言を後悔している・・・なんて声も。
景気の実態を掴むためにも、今後、数ヶ月間は雇用統計がより注目されるでしょう。
英EU離脱問題
- 1/29:EU離脱代替案・修正案の審議及び採決
可決となった修正案は2つ
・保守党:スペルマン議員の修正案(英国は合意条件が決定しない限り、EUから離脱できない(合意なき離脱を阻止))
・保守党1922年委員会議長:ブレィディ議員の修正案(バックストップ案の代わりに、ハードボーダの必要がない代替案を設定)
今後の展開は以下が予想されています。
・メイ首相が2つの可決案を武器にEU側と再交渉
・これをEU側と合意できれば、2/13の本採決(Meaningful Vote)へ進む。
合意出来ない場合でも強制採決の可能性あり
→ 合意が取れていない状態での議会採決は大差で否定される可能性あり。
EU側に認められなかった場合ですが、以下の様に声明発表をしています。
「2月13日までにEUとの合意に至らなかった場合、その日のうちにメイ首相は声明を出す。そして、翌日(2月14日)に修正法案について審議する」
米政府機関の一部閉鎖問題
- 1/25:一部閉鎖問題の解消
2月15日までに連邦政府支出をめぐる取り決めを締結すること(壁建設予算57億ドルを支出に盛り込まない)
- 1/28:政府閉鎖が再び起きる可能性
トランプ大統領が国境の壁建設資金に関して合意できなければ、再び政府を閉鎖する可能性を示唆
米中貿易問題
- 交渉期限を3月2日の午前12時01分とし、中国製品への制裁関税引き上げについて交渉
合意に至らなければ、米国は2000億ドル相当の中国製品に対する関税率を現在の10%から25%に引き上げ。 - 1/30-31:ワシントンにて米中の貿易交渉再開
1月31日に協議した主なテーマ「中国による500万トンの大豆輸入拡大」
・2月末に予定されている米朝首脳会談の後、中国の習氏との首脳会談実施を米政府に提案
→トランプ大統領は習氏との会談開催を受け入れる考えをツイッターに示した
・交渉期限の3月1日には限定的な合意を受け入れ、より包括的な合意を結ぶために交渉期間を延長することを容認する可能性も
米・INF全廃条約離脱問題
- 2/1:米トランプ政権は中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄すると表明
→ この条約にロシアが違反していることが明るみに出たため。
米国は2日にINF条約を破棄する正式な手続きを実施予定。この手続きは6カ月程度で完了する見通し。
→この間にロシアが米国の要求を受け入れて、ミサイルや発射装置を廃棄すれば、条約を維持
※この問題については為替市場に関係する可能性が低いため、状況をみて削除します。
次週について
引き続き、米中貿易問題や米政府一部閉鎖問題、英EU離脱問題などが注視されるでしょう。
EAを停止する予定はありませんが、有事の際にはご連絡させていただきます。
2時間でかんたんに導入可能。その後の運用はライセンスによる自動運用のため、放置でOK