
このページではFX自動売買において、EAをVPSで運用させるべき理由を説明しています。
VPSの経験が浅い方でもこのシリーズを読めば、最終的にMT4をVPSへインストールできるようになります。
今回はそもそもFX自動売買をするにあたり、なぜVPSを使用するのか?という点について管理人なりの考えを書きます。
EAをVPSで運用させるべき2つの理由
管理人はFX自動売買をするにあたり、VPS環境で運用しています。
VPSを利用するためには、初期費用とランニングコストはかかりますが、FX自動売買をするのであればVPSは必須だと考えています。
PC破損等の物理トラブルの不安がない
FX自動売買は機械の判断によって取引をしていくため、24時間稼働が大前提です。
24時間稼働させる上で問題になってくるのは家庭用PC、VPSのどちらを使うかです。
元々、家庭用PCは24時間連続稼働を前提に設計されていません。
もちろん24時間フル稼働も可能ですが、故障リスクは高まる一方です。
例えば、下記の画像のように家庭用PCでEAを運用しているとします。
そこでPCのハードディスクが故障した場合、新しいハードディスクに交換するか、新しいPCを買い直す必要があります。
FX自動売買はMT4を起動し続けることが運用の絶対条件です。
故障した場合、PCの修理もしくは買い替えまでの期間、なにもすることができなくなります。
PCにも必ず寿命があり、いつかは絶対に壊れます。
このような事が原因でトレードできなくなるって立派な機会損失だと管理人は考えています。
これには立派な理由がありますのでご説明しますね。
※少しだけIT系のお話になります。
VPSは高性能なサーバー上にWindows環境を作成し、利用者に提供されています。
サーバは24時間365日連続稼動を前提に設計されているため、自動売買には最適の環境です。
以下の画像のように、どのVPS業者もサーバの冗長構成をとっています。
※冗長構成とは2台以上のサーバーで構成され、片方が壊れても、もう一方で動き続けることが出来る構成です。
つまり、仮に片方のサーバーが故障しても、新しいサーバーに交換している間はもう1台のサーバーで稼働可能なため、
サーバが壊れたから使えない!というリスクはほぼ0%に近い環境でFX自動売買を運用することが出来ます。
外出中でもリモート接続でチャートが確認できる
管理人はIPadを持っているのですが、外出中はIPadからVPSにリモート接続して、EAの稼働状況の確認や設定変更などをしています確認しています。
自宅にいるときは家庭用PCを経由してVPSへリモート接続しています。
管理人はPCから操作するのが最も操作しやすいです。
ですが、外出中にPCを起動させてVPSへリモート接続することは難しいですよね。
そこで登場するのがモバイル端末です。
VPSはIPadやスマートフォンからVPSへリモート接続することが可能です。
PCからVPSへアクセスした時と全く同じですよね。
このようにVPSならIpadからでもPCと同じ画面を表示することができます。
もちろんスマートフォンから確認も可能です。
縦画面だと見づらくなりますが、画面を横向きにすればIpadと同じように表示することができます。
これなら外出時にパソコンを持ち歩く必要ないですし、EAの設定変更も可能です。
まとめ
FX自動売買でVPSを使うべき理由についてまとめます。
- FX自動売買は24時間安定稼働できる環境で運用することが大前提
- 家庭用PCでEAを運用するのはPC故障時のリスクが大きい
- VPSを使うことでPC故障時のリスクを回避できる
- VPSを使うことで外出中でもEAの稼働確認、設定変更が可能になる
便利かつEAを安定稼働できることに間違いありません。
最後に個人的な理由がありまして、
IPadを使って、MT4のチャートを眺めていることが少しカッコイイってのもあります!
売買してくれるのはEAですけどね!(笑)
さて、次回のはじめてのVPS②では管理人が利用しているVPS提供業社について解説します。
是非ご覧になってください。
VPSについて、興味、ご不明点などがあれば管理人へご連絡ください。
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